任期満了に伴う岩手県宮古市長選(18日告示、25日投開票)の公開討論会(陸中宮古青年会議所主催)が11日、宮古市内であった。立候補を予定する現職の山本正徳氏(61)と新人で元市議の内舘勝則氏(61)が出席し、市民ら約100人が両氏の主張に耳を傾けた。
 人口減少対策で山本氏は「保育料の軽減や不妊治療費の助成、Uターン就職者の奨学金返済の免除をしている」と実績を強調。内舘氏は「企業誘致を進め、高校や短大の卒業生の定住促進を図る。出産祝い金制度もつくる」と話した。
 産業経済政策については、内舘氏は「廻来船誘致に向けて漁協と一丸になって取り組む。水産物に付加価値を付けて雇用を創出したい」と訴えた。山本氏は「来年6月には宮古-室蘭間でフェリーが運航される。北海道の木材を利用した新たな産業振興ができる」と述べた。
 「災害に強いまちづくり」「子育て・教育」「観光開発」などについても意見を交わした。