山形県置賜地方の夏を彩るハナショウブとユリの花々が、これから本格的な見頃を迎える。10日には、長井市で恒例の「あやめまつり」が開幕、飯豊町でも「どんでん平ゆり園」がオープンし、花をめでる人々が訪れている。

 あやめまつり主会場のあやめ公園には、3.3ヘクタールの敷地に、花が小ぶりで端正な「長井古種」と呼ばれる固有品種34種類を含む500種、100万本が栽培されている。今年は冬の豪雪の影響で例年より2週間ほど生育が遅れ、わずかに白や青紫のかれんなハナショウブが花を咲かせている。
 見頃のピークは今月下旬ごろ。観光ボランティアが常駐しており、花々に関する内容のほか市内観光の相談にも応じている。まつりは7月5日まで。
 隣町である飯豊町のゆり園では、東北最大級の広さの敷地7ヘクタールに約100種、50万本のユリが生育している。現在は黄色や白の花びらをつけた促成栽培の品種が部分的に咲く程度で、サルビアなど他の花々が咲き乱れている。
 全体的に咲きそろうのは今月下旬頃。7月初めが見頃で、開園は同23日まで。
 あやめまつりの入園料は高校生以上500円、小中学生200円。連絡先は長井市観光協会0238(88)5279。ゆり園の入園料は高校生以上610円、中学生以下無料。連絡先は事務局0238(78)5587。どちらも、花がまばらにしか咲いていない時期は入園料を無料にするか減額する。