福島県双葉地方の消防団再構築に向け、県は15日、関係自治体などを交えた支援会議を設置した。東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難で団員確保が困難になり、3年計画で組織再編などに取り組む。
 支援会議は今後、双葉地方8町村のうち3自治体に検討組織を設置。現状分析と対策づくりを進める。分団再編や広域的な連携・協力体制の構築などが柱となる見通し。
 楢葉町で15日開かれた初会合には各地の消防団幹部も出席。「地元に帰還した団員は数人」「遠方に避難した団員の活動は難しい」といった厳しい現状が報告された。
 具体的な対応策がまとまれば、双葉地方以外の被災自治体での展開も検討する。県消防保安課は「全国の先行事例も参考にして議論を進めたい」と説明する。