◎五所川原工高3年太田樹(いつき)さん(17)=五所川原市

 青森県の3大ねぶた祭りの一つ「五所川原立佞武多(たちねぷた)」で運行する大型立佞武多の製作者になることを目指し、修業に励んでいます。
 小さい時から地域のねぷた製作小屋に通い、中学2年の夏に大型立佞武多の製作者に弟子入りしました。
 今年2月には同年代の同門2人と協力して立佞武多の製作に初挑戦。高さ5メートルの「大見得(みえ) 石川五右衛門」を作り上げました。
 祭りには人や街を活気づける力があります。立佞武多は今年で運行20年目。以前より観光客が増え、街の景観や祭りを取り巻く環境が変わってきました。
 一方で、各町内会で運行するねぷたの作り手が減り、若い世代の後継者が必要とされています。次世代に古里の伝統を継承することも大切だと思います。
 高さ23メートルの大型立佞武多は五所川原市の「顔」。祭りをきっかけに周辺地域を訪れてもらえれば地域の活性化につながります。一人でも多くの人に祭りの魅力を広め、次の世代にねぷたを好きになってもらうことが私の目標です。