胸の思いを叫びながら、ちゃぶ台をひっくり返すパフォーマンスを競う「第11回ちゃぶ台返し世界大会」が17日、岩手県矢巾町のショッピングモールで開かれた。日常の不満を叫ぶ姿が、会場の笑いを誘った。
 県内外の7~67歳の男女29人が参加した。縦30センチ、横40センチ、高さ22センチの競技用ちゃぶ台を返し、台の上に置かれたおもちゃのサンマの飛距離と、叫んだ言葉の面白さが審査基準。かっぽう着姿の女性の「やめて」の言葉を合図に次々とちゃぶ台を返した。
 参加者は「宿題を減らせ」や「思いやりのない夫で悪かったな」と鬱憤(うっぷん)を晴らしたり、「浴びるほどカニが食べたい」といった欲望をぶちまけたりした。
 同県山田町の自営業松本龍太さん(38)は「昨年は恋したいと言ったが、今年は誰か愛してください」と独り身の寂しさを叫び、8メートル91センチの記録を出して2連覇を果たした。