東日本大震災の記憶を伝えるため、仙台市が市地下鉄東西線荒井駅(仙台市若林区)に整備した「せんだい3.11メモリアル交流館」の来場者が18日、10万人に達し、現地で記念式があった。
 10万人目となったのは宮城野区の建築業佐藤隆さん(66)と妻の国子さん(69)。交流館のロゴマーク入りバッグやカード入れが記念品として贈られた。
 震災当時の様子を紹介するパネルを見た国子さんは「製油所の火災で空が明るく、においがひどい中で不安な一夜を過ごしたことを思い出した。家族は無事だったが、これからも沿岸部に出向いた時は手を合わせ続けたい」と話した。
 交流館は東西線が開業した2015年12月に交流スペースが開所。16年2月に展示室を含めフルオープンとなり、同7月に来館者が5万人を超えた。