仙台市教委の学習支援施設「仙台子ども体験プラザ」(青葉区)で、本年度の体験型経済教育プログラムが始まった。仕事を模擬体験して経済の仕組みを学ぶ「スチューデントシティ」や、与えられた条件下で商品やサービスを購入する「ファイナンスパーク」で、児童生徒が社会との関わりや生活設計力を学んでいる。
 6日は古城小(若林区)と将監西小(泉区)の6年生計95人が「スチューデントシティ」を体験した。フロアには、コンビニや宅配業者など10社のブースと市役所のブースが並ぶ。
 児童らは「いらっしゃいませ」と誘客したり、フロアを駆け巡って荷物を運んだりした。市役所のブースでは、住民登録などの手続きにも挑戦。各ブースで社員や職員からアドバイスを受けながら懸命にこなしていた。
 薬局でマスクを売った古城小6年の小野寺智也君(12)は「接客の仕方など最初は大変だったけれど、教えてもらって、だんだん慣れてきた」と笑顔。市役所で文書にはんこを押す仕事をした将監西小6年の佐藤源之介君(11)は「予想以上に大変で、追いつかない時もあった」と仕事の大変さを実感した様子だった。
 同プラザは、カタール政府や企業の協力で2014年に開館。プログラムは本年度、市立の小学校114校と中学校59校、中等教育学校1校、特別支援学校1校が実施する。私立中1校も初めて参加する。