山形市の東北芸術工科大企画構想学科のボブ田中教授(仙台市出身)と3年生8人が仙台市宮城野区の宮城野高で出張授業をし、総合学科2年生約80人が「地域の未来をデザインする」をテーマに指導を受けた。
 生徒は3~5人のグループに分かれ、「公園の有効活用」「ブラック企業について」など社会課題の解決に向けた企画書を作成。田中教授の講義の後、学生たちから助言を受けた。
 「眠れない人向けの香り付き枕」のプロジェクトに取り組む小野寺健太さん(17)は「興味を引く商品名や『これしかない』というポイントがほしいと言われた。いい企画書に仕上げたい」と意気込んだ。
 田中教授は「高校生の視点での課題解決のアイデアが面白い。学生も彼らの企画書を見て、話す中で学んでいる」と語った。
 同大企画広報課は「芸工大は宮城出身の学生が多い。教育の仙山連携で大学のノウハウを伝え、芸術系以外の学科の認知度を高めたい」と説明した。
 授業は6月24日にあった。