◎会社員 中井奏絵さん(26)=盛岡市

 今年の「ミスさんさ踊り」に選ばれました。8月の本番に向け、練習に励んでいます。しなやかな振り付けは、見る人に伝統の祭りの奥深さを感じさせてくれるはずです。
 さんさ踊りには、高校を卒業するまで毎年参加していました。短大進学で上京し、その後も東京で6年間働きましたが、古里の祭りばやしが忘れられず、思い切って仕事を辞めて今年5月に戻ってきました。
 地元を離れて気付いたのは、岩手の知名度の低さです。誰もさんさ踊りを知らず、ショックでした。子どももお年寄りも気軽に参加することができるし、盛岡のまちの活気や人の温かさを感じてもらえると思うのですが…。
 祭りが終わると今度は、盛岡の観光や物産のPRで海外を含め100カ所近くを回ることになります。岩手の素晴らしい文化や風土を伝えることも、ミスさんさの役割なのではないかと考えています。
 東北をはじめ全国、世界の人々を元気づけられる祭りに育てていきたいです。