青森市の再開発ビル「アウガ」を運営していた第三セクター「青森駅前再開発ビル」(解散)に関する市議会の地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委)の設置案について、市議会(定数35)は10日、臨時会で再議し、否決した。6月末に一度は決まった百条委設置は、いったん白紙に戻った。
 臨時会では、出席議員33人のうち過半数の17人が設置案に賛成したが、予算などが関わる議案の再議で可決に必要な3分の2以上の賛成には届かなかった。
 再議での否決直後、市議18人から再び百条委の設置議案が提出され、市議会は深夜まで臨時会を継続して同問題を審議した。
 百条委設置案は6月30日の6月定例会で、出席議員の過半数が賛成したため可決された。しかし、設置を提案した市議の「(百条委設置による経費については)予算編成で措置する必要があると思う」との答弁を小野寺晃彦市長が問題視。市長は今月3日、首長の予算編成権を脅かすとして再議を求め、10日の臨時会を招集した。