岩手県南の大船渡、釜石、住田の3市町にまたがる五葉山(1351メートル)で、ハクサンシャクナゲが見頃を迎えた。白や淡いピンクの花弁が山のそよ風に揺れ、登山客の目を楽しませている。
 ハクサンシャクナゲはツツジ科の高山植物。肉厚で楕円(だえん)の葉が放射状に広がり、枝先に直径4センチほどの漏斗状の花を複数付ける。五葉山では、8合目から山頂付近にかけて群生する。
 夏山登山シーズンに合わせて9日、大船渡市観光物産協会による観賞会や地元中学生の清掃活動があった。協会によると、ここ数年は花のまばらな年が続いたが、昨年から再び広範囲に咲くようになった。