任期満了(12月7日)に伴う福島市長選で、現職の小林香氏(58)が再選を目指し無所属で立候補する意思を固めたことが11日、後援会関係者への取材で分かった。12日に記者会見し正式表明する見通し。
 関係者によると、小林氏の後援会から10日に立候補要請があり、受諾した。2018年4月を予定する福島市の中核市移行などを考慮し、引き続き市政のかじ取り役を担いたいと判断したとみられる。
 20年東京五輪・パラリンピックの野球・ソフトボールの一部試合開催や、福島大と福島県立医大の新学部の拠点新設など、市内で続く大規模行事やプロジェクトを見届けたい意向があるとの見方もある。
 小林氏は伊達市出身、中央大法学部卒、英サセックス大修士課程修了。1988年に旧大蔵省に入り、02年に環境省に移って東北地方環境事務所長などを務めた。13年の前回市長選で当時の現職ら2人を破り、初当選した。
 市長選を巡っては、市議有志が6日、復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)に立候補を要請した。木幡氏は「重く受け止める」と話すにとどまり、態度を明確にしていない。