岩手県内で酪農や畜産に携わる女性が一堂に会する「牛飼い女子会」が11日、盛岡市であった。約150人が参加し、各グループの活動報告や牛の体調管理に関する講演を聞いた。
 女子会は県の「元気な牛飼い女子応援事業」の一環で、本年度が3年目。女性生産者のネットワークをつくり、経営力や飼育技術の向上を目指す。地域ごとに商品開発や研修に取り組むグループは現在15団体あり、会員は335人に上る。
 繁殖農家20人が所属する八幡平市の「八幡平和牛女子倶楽部(くらぶ)」は、地元の野菜と和牛を使ったオリジナルメニューの開発や視察研修の様子を紹介。代表の藤原純子さん(49)は「主婦として育児や介護にも奮闘しているが、笑顔を絶やさず頑張りたい」と意気込みを語った。
 講演会では県装削蹄(そうさくてい)師会の嵯峨美紀会長が、牛のひづめ管理について解説。定期的な削蹄の重要性を強調し「ひづめは牛の第二の心臓。歩き方に異変があったら削蹄師に相談してほしい」と呼び掛けた。