任期満了(12月7日)に伴う福島市長選で、現職の小林香氏(58)は12日、市内で記者会見し「市民主役の市政を基本に、みんなが誇れる県都をつくる」と述べ、再選を目指して無所属で立候補することを表明した。同市長選の立候補表明は小林氏が初めて。
 記者会見では「東日本大震災からの復興は今も途上だ」と述べた。「来年4月の中核市移行に道筋を付け、社会インフラの整備も進んだ」と1期目の実績を強調。引き続き取り組む課題として、待機児童問題や学校施設の耐震化などを挙げた。
 小林氏は伊達市出身で中央大法学部卒、英サセックス大修士課程修了。1988年に旧大蔵省に入り、2002年に環境省に移って東北地方環境事務所長などを務めた。13年の前回市長選で当時の現職ら2人を破って初当選した。
 同市長選では市議有志が6日、復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)に立候補を要請した。木幡氏は態度を明らかにしていないものの、関係者によると、前向きな姿勢を示しているといい、選挙戦に向けた動きが今後、活発になるとみられる。