秋田市内で自殺予防活動や精神障害者支援などに取り組む民間の10団体でつくる自殺防止対策ネットワーク「秋田市生きる支援ネットワーク」が13日発足し、市内で設立総会が開かれた。
 総会には各団体のメンバーら約40人が出席。緊密な情報交換や相談技術の向上を目指した研修会の実施などを確認した。他の団体にも参加を呼び掛けていく。
 会長に就任したNPO法人秋田けやき会の阿部文博理事長は「秋田県内の自殺者数のうち、秋田市は約4分の1を占めている。市内で支援を強化することは県全体の自殺率の改善につながる」と話した。
 県警によると、昨年の県内の自殺者は前年比15人減の263人(うち秋田市は61人)で、記録が残る1979年以降で最少だった。一方で、厚生労働省が今年6月に公表した2016年の人口動態統計(概数)では、都道府県別の自殺死亡率が2年連続で全国ワーストとなっている。