福島県須賀川市は8月、ふるさと納税の返礼品に、市内で暮らす高齢者の安否などを確認する「見守り訪問」のサービスを加える。寄付者が希望する高齢世帯を週1回、市が連携協定を結ぶ郡山ヤクルト販売(郡山市)の「ヤクルトレディ」が訪ねて回る。
 2万5000~10万円を寄付した人が対象で、金額に応じて3カ月~1年間訪問。体調の変化などを確かめ、異変があれば寄付者や市、警察に連絡する。
 訪問時はヤクルトかジュースを1度に7本届ける。寄付者と訪問先の関係は問わず、両親や親族以外の知人でも構わない。
 須賀川市の65歳以上の1人暮らしは2255世帯(2015年国勢調査)で、10年前の1.6倍に増えた。市税務課は「古里の親などを思いやるとともに、須賀川を思う気持ちを納税という形にして活用してもらいたい」と説明する。