横浜市教育委員会は14日、東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した男子生徒(13)へのいじめ問題を受け、福島県で教員研修を行った。
 教員ら91人は原発事故で富岡町から避難し、三春町の仮設校舎を使っている小中学校4校で、授業や震災に関する展示を見学。富岡第一小の岩崎秀一校長は、中3までに第三者に放射線を正しく説明できるよう教育していると紹介した。
 意見交流会では横浜市の教員からの「横浜で放射線をどう教えればいいか」「避難中の子どもたちの古里を愛する気持ちをどう育てるか」との質問に福島の教員が答えていた。岩崎校長は「今日、子どもたちが笑顔で授業を受けていたこと、なぜ避難することになったのかを横浜で話してほしい」と伝えた。
 横浜市教委の小林力教育次長は視察後「先生方が見たことや感じたことをいかに発信していくかが今回の研修のテーマだ。今後も交流を続けたい」と話した。