「青森ねぶた祭」(8月2~7日)の開幕を控え、青森市の青い海公園に建てられた制作小屋で15日、台車に大型ねぶたを載せる「台上げ」作業が始まった。初日は、ねぶた師の立田龍宝さん(32)が手掛けた「布引(ぬのびき)の滝(たき) 悪源太義平(あくげんたよしひら)」の台上げが行われた。
 関係者約40人が、六つに分かれたパーツを高さ約2メートルの台車に慎重に載せていった。「あと5センチ寄せて」などと声を掛け合って、約50分で作業を完了させた。
 「布引の滝-」は平家側の悪党の難波恒房(なんばつねふさ)一行に腹を立てた源義平が、雷神となってよみがえり、恒房を焼き殺すシーンを描いた作品。立田さんは「顔を赤く染め上げて、義平の怒りの表情に迫力を出した」と話した。
 運行されるねぶた22台の台上げは26日まで行われ、ねぶた師として今年デビューを飾る林広海さん(49)の作品が最後となる。一般客も見学できる。連絡先は、ねぶたガイド本部017(775)3151。