7月22~23日に秋田県に降った大雨で、県と市町村が管理する河川、道路などの土木施設と農林水産業の被害額が、少なくとも約187億円を超えることが2日、県の調査で分かった。
 農林水産業の被害は約53億円で、秋田、大仙、横手の3市が全体の6割以上を占める。被害面積は稲が2530ヘクタール、大豆1096ヘクタールなど。農業用水路の損傷は564カ所、林道の損壊は246カ所であった。
 土木施設の被害額は約135億円。芋川(由利本荘市)福部内川(大仙市)をはじめ、27河川が氾濫した。河川と砂防施設で394カ所、道路で228カ所の被害があった。
 特に被害の大きかった大仙市の一部は調査が終了しておらず、被害額はさらに増える見込み。
 被害が大きかった自治体は、大仙市を除き応急復旧経費の予算化を進める。秋田市は1日、土木、農業、林業の各施設の復旧事業で5億1100万円を増額し、総額1274億2768万円とする本年度一般会計補正予算を専決処分した。
 他にも横手市が2日までに4億2900万円を、由利本荘市と仙北市は2日、2億7395万円と2億689万円をそれぞれ増額する一般会計補正予算を専決した。各市とも今後、さらなる補正予算を組む予定。