第13日は9日、福島市のあづま総合体育館などで4競技が行われ、ハンドボール女子の不来方(岩手)は準決勝で佼成学園女(東京)に1点差で敗れ、決勝進出はならなかった。ボクシングのミドル級準決勝では菊地永司(岩手・盛岡南)が僅差の判定で惜敗した。

 ▽女子準決勝

佼成学園女(東京) 20/11- 8/19 不来方(岩手)
              9-11

◎チーム一丸で成長 過去最高の成績にも悔し涙

 わずか1点差で屈した。ハンドボール女子準決勝で不来方は佼成学園女(東京)に19-20。過去最高の3位という好成績にも選手たちは悔し涙を流した。
 「うれしさもあるけど、日本一になりたかった」と吉田主将。今春の選抜大会を制した強豪に健闘しただけに諦め切れない。
 相手の高い位置からのプレスに苦しみ、後半4分すぎには4点差をつけられた。昨年までなら一気に主導権を失うパターンだったが、今年は違った。吉田主将らが「自分たちのペースを貫こう」と声を掛け合い、仲間を落ち着かせた。素早い攻守の切り替えが決まり、一時は逆転に成功。最後は一歩及ばなかったが、終盤まで接戦に持ち込んだ。
 固いチームワークで成長を遂げた。登録メンバー15人のうち3年生は6人だけ。吉田主将は2年生に「気負わず思い切りやればいい」と先輩と後輩の隔たりなく接し、他の3年生も盛り上げ役となって明るい雰囲気づくりを心掛けた。
 「最高のチームの主将で良かった」と吉田主将。夢の全国制覇には届かなかったが、チームが一つになって戦い抜いたことに悔いはない。大沢監督はこう総括し、奮闘した選手たちをねぎらった。「ナイスゲーム。3年間で一番良かった」(山本武志)