10日の秋田県議会全員協議会での佐竹敬久知事の説明に、県議会で過半数を占める自民党会派からは「会派としては知事の思いを受け止めた」(加藤鉱一自民党県連幹事長)などの意見が出た。他の会派からは厳しい意見が噴出した。
 自民党会派の渋谷正敏会長は「基本的に素直に謝っていた」と評価。知事自らの処分に関しては「任期中はゴルフか酒をやめるくらいの気持ちで、一から出直す姿勢を見せてほしい」と述べた。
 みらい会派の渡部英治代表は「知事の初動対応は危機管理の甘さ以外の何物でもない。県民は相当怒っている。今日の説明では、県民は十分納得しないのではないか」と指摘した。
 共産党会派の加賀屋千鶴子代表は「トップリーダーとしての自覚に欠ける危機管理意識の低さに改めて驚いた。県民の信頼は簡単に回復できるとは思えず、辞任に値する」と厳しい口調だった。
 「今は災害復旧と県の危機管理態勢の見直しを最優先にすべきだ」と強調するのは社民党会派の石田寛会長。「知事の問題ばかりに時間を使いすぎで、不完全燃焼だった」と不満を口にした。