南東北インターハイ第14日は10日、山形県西川町の月山湖カヌースプリント競技場などで7競技が行われ、カヌー男子のスプリント・カヤックペア(200メートル)で今野魁斗、佐々木敬恒組(宮城・中新田)が優勝した。女子のスプリント・カヤックペア(200メートル)は菊池夏生、北舘知沙組(岩手・不来方)が制した。学校対抗得点で競う総合は男女とも谷地(山形)が頂点に立った。男子は2年連続3度目、女子は3年ぶり9度目。男女総合では谷地が3年ぶりの2度目の優勝を果たした。

◎プレッシャーはねのけ男女総合優勝「全員で力磨いた」

 地元で強さを見せつけた。カヌースプリントは谷地が学校対抗得点で3年ぶり2度目の男女総合優勝。200メートルでは9種目中、カヤックの男子シングル、フォア、女子フォア、それにカナディアンペアの4種目で優勝し、3種目を制した8日の500メートルと合わせて7冠に輝いた。
 最初の優勝は男子カヤックシングル。佐藤旭は「チームでは2番手で、結果にはびっくりしている。全力でぶん回したら優勝」と照れながらも、「総合優勝に向け、チームを勢いづけられた」と満足げに語った。
 これにカナディアンペアの荒木、伊藤組が続く。スタートからスピードに乗って、2位に1秒149差の完勝。荒木は「メダルに手が届かなかった前大会の悔しさをばねに、きれいなフォームを体に覚え込ませた成果」と話し、伊藤は「総合優勝に貢献できた」と笑顔を見せた。
 男子フォアメンバーの1年小野は「500メートルの雪辱と総合優勝に貢献できた」と喜び、女子フォアの中村天は「連覇し、総合優勝も果たせて良かった」とほっとした表情を見せた。
 地元開催のプレッシャーをはねのけての男女総合優勝。「全員で強くなろうとみんなで総合力を磨いてきた。有言実行で、全力を出し切ってくれた」。芦野監督は自慢の生徒たちの活躍に感慨深げだった。(岩崎泰之)