「20世紀最大の宗教画家」と評されるフランスのジョルジュ・ルオー(1871~1958年)の作品を一堂に集めた「ルオーのまなざし 表現への情熱」(宮城県美術館、河北新報社、東日本放送主催)が12日、仙台市青葉区の宮城県美術館で開幕し、初日から大勢の美術ファンが訪れた。
 日本有数のルオーコレクションを誇るパナソニック汐留ミュージアム(東京)の所蔵作品を中心に、ルオー財団(本部パリ)の協力を得て、初期から晩年までの油彩画約80点、版画約50点をそろえた。ワシリ・カンジンスキーら同時代の表現主義作品も併せて展示している。
 財団理事長で、ルオーの孫のジャン=イヴ・ルオー氏が記念講演し「祖父は家族思いで子や孫をとてもかわいがった。美術学校同窓生の画家マティスとは生涯の友だった」などとルオーの人となりを語った。
 10月9日まで。入場料は一般1500円、学生1300円、小中高校生750円。