大相撲夏巡業の仙台場所(河北新報社、仙台場所実行委員会などが主催)が12日、2日間の日程で仙台市青葉区の青葉体育館で始まった。満員御礼の約2500人の相撲ファンらが詰め掛け、力士の迫力ある取組に声援を送った。
 横綱の土俵入りでは白鵬関、日馬富士関、稀勢の里関の3人が登場。1月の横綱昇進後、初の仙台場所となる稀勢の里関が土俵に上がると、会場からこの日一番の歓声が湧いた。
 幕内の取組には東北出身の4力士も出場した。21歳の新鋭で前頭6枚目の阿武咲(おうのしょう)関(青森県中泊町出身)は、大栄翔関を寄り切りで下した。結びの一番では日馬富士関が力強い相撲で豪栄道関を寄り切ると、大きな拍手が送られた。白鵬関と稀勢の里関は取組に参加しなかった。
 仙台市青葉区の鳥山京子さん(45)は「白鵬と稀勢の里の土俵入りが見られて感動した。ぶつかり合いの迫力もすごかった」と話した。
 東日本大震災後、仙台場所は2015年に初めて復興支援として開かれ、今年で3年目。