秋田県内のリンゴ生産量の6割以上を占める横手市の秋田ふるさと農協醍醐選果場で4日、リンゴの出荷式があった。
 わせ種の「つがる」10キロ入り1000箱が大型トラックに積み込まれ、大阪市や兵庫県姫路市といった関西地方に向けて出発した。式典前に試食会が開かれ、生産者らは横手産リンゴの味や歯応えなど出来を確かめていた。
 同農協りんご部会の佐藤貢部会長(61)は「大雨やひょうの被害は少なく、平年並みに育った。十分な甘みと控えめな酸味というバランスの良い味になっている」と話した。
 出荷は秋田県内や関東向けを中心に来年2月上旬まで続く。出荷量約6200トン、販売総額12億円を目指している。
 横手市内では平鹿、増田両地区を中心に、1035人が計約600ヘクタールで主力の「ふじ」や「王林」などを生産している。