秋田県は6日、能代市浅内の産業廃棄物処分場跡地に埋められたままの廃油入りドラム缶3本の撤去工事を始めた。約2カ月かけて撤去し、取り除いた土の安全性を確認後に埋め戻す。
 処分場は1980年に民間の能代産業廃棄物処理センターが開設。敷地約18万平方メートルに産廃100万トン以上を埋設処理したが、87年に周辺に汚染水が染み出しているのが分かった。
 同社の倒産後、県は2005~06年の調査で不法投棄の廃油入りドラム缶約3300本を発見し、全て撤去した。13~14年調査で新たに3本が2カ所で見つかり、住民団体などからの要望を受け撤去を決めた。
 6日は作業員約10人が重機で斜面を切り崩す作業などに当たった。今後、2カ所を25メートル四方、約8メートルの深さまで掘る。年内に作業終了の予定。