東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年6月に一部を除き解除された福島県葛尾村の村教委は、保護者対象のアンケート結果を公表した。村内で来春再開予定の小中学校、幼稚園に「通学・通園する」意向を示したのは回答数の32.2%に上った。
 調査は0歳~中学2年の89世帯142人を対象に実施し、41世帯70人分の回答を得た。このうち来春から通園・通学する111人中62人の回答を集計した。
 「通学・通園する」は20人で、通う先は幼稚園4人、小学校7人、中学校9人だった。「区域外就学を選択する」が33人(53.2%)に上り、「迷っている」は11人(17.7%)。
 村教委は2016年1月に17年春再開を想定した同様の調査を行い、当時は3人が通学・通園の意向を示した。小野田敏之教育長は「少人数の良さを生かした教育をしたい」と話した。