青森市油川地区の国道280号バイパス沿いで、恒例の「かかしロード280」が始まり、「PPAP」でおなじみの「ピコ太郎」の巨大かかしが登場した。
 今年で11年目のイベントは地元有志の実行委員会が主催。稲の実りの時期に合わせて8~9月に開催している。今年は油川地区を中心に、県北部の外ケ浜町三厩地区まで約50キロの区間に470体を超えるかかしを設置した。
 高さ約7メートルの「シンボルかかし」のピコ太郎は、ねぶた師の北村蓮明さん一家が手掛けた。針金で作製した骨組みに白い布を貼り付けて、模様や色付けをし本人そっくりに仕上げた。
 夫婦で見学に訪れた弘前市の無職竹内誠さん(70)は精巧な作りに「迫力はあるが愛らしい。本人よりも美男子な気がする」と笑顔だった。永井幸男実行委員長(61)は「近年、県外からの見物客も目立つようになった。名物行事として地域に根差し始めている」と話す。展示は30日まで。
 10日には、ピコ太郎をプロデュースするお笑い芸人古坂大魔王さん(44)=青森市出身=が市内のイベントに出席する予定。実行委はかかしの見物を要請しており、「運がよければダブルピコ太郎が見られるかも」としている。