米沢、仙台両市のすずめ踊りグループが23日夕、仙台藩祖・伊達政宗ゆかりの国史跡「舘山城跡」(山形県米沢市)で共演する。竹筒にろうそくの火をともす「竹あかり」に照らされた幻想的な空間で、地元の民謡、おはやしグループの演奏に合わせて踊り、政宗生誕450年を祝う。
 共演するのは、米沢市の「米澤すずめ衆『毘龍(びりゅう)』」と仙台市の「伊達衆『一ノ座』」のメンバー十数人。民謡、太鼓、尺八、三味線などで伝統文化を継承している地元の「民謡一家」と「米沢お囃子(はやし)連」のメンバーも加わり、大型和太鼓「上杉太鼓」を打ち鳴らす勇壮な演奏で盛り上げる。
 結成4年目の毘龍は山形県内唯一のすずめ踊りグループで、毎年仙台の青葉まつりに参加し、地元のイベントなどでも積極的に踊っている。
 ボランティアで城跡を管理している「舘山城保存会」のメンバーらが、恒例の芋煮会を現地で開き、節目の年を一緒に祝う。
 「舘山城宵まつり」と銘打った企画だが、交流のある団体間の内輪のイベントで、今のところ積極的な誘客は見合わせている。毘龍発起人の相田隆行さん(42)は「仙台ゆかりのすずめ踊りで、政宗公生誕450年を、生誕の地の米沢で祝いたいという思いから企画した。仙台と米沢の結び付きが、広がっていけばいいなと思う」と話している。