第32節第1日(9日・NDソフトスタジアムほか=6試合)山形はホームで京都と2-2で引き分けた。通算成績は11勝12分け9敗となり、順位を一つ上げ暫定12位となった。

 (2)NDスタ(山形1勝1分け)
山形 2/2-1/2 京都
     0-1
▽得点者 【山】瀬沼(9)阪野(9)【京】仙頭(3)闘莉王(13)
▽観衆 5970人

 山形が京都と引き分けた。0-1の前半28分、左CKから瀬沼が頭で押し込み同点。45分には山田の右クロスに阪野が右足で合わせて勝ち越した。後半は京都に攻め込まれる場面が目立ち、32分にFKのこぼれ球からゴールを奪われ、追い付かれた。

<流れ引き戻せず/山形・木山隆之監督の話>失点し、取り返していい形で前半を終えたが、後半失速した。ゲームは相手に流れが行くことがある。もう一度自分たちに引き寄せる努力、エネルギーが足りなかった。

◎後半ミス連発、主導権失う

 もったいない試合だった。山形は前半に逆転しながら、後半はイージーミスを連発して追い付かれ、4試合連続で引き分けに終わった。
 前半6分、京都に先制を許したが、山形は落ち着いていた。ゴール前にDFを等間隔に並べ、守りを重視する京都に対し、パスを回してボールをキープしながら、佐藤、安西らがDFの間や裏を突いた。この揺さぶりが奏功。28分の瀬沼の同点弾、45分の阪野の勝ち越し弾につながった。
 後半もDFラインから攻撃を組み立てようとしたが、パスミスから京都に何度もボールを奪われた。自ら試合の主導権を失い、ゴール前で危ない場面も増え、失点を招いた。勝利を手放す結果に、木山監督は「取るべきポジションを取る、出すべきところにパスを出す。それをしないとミスが起きる」と悔しがった。
 9月は5試合中ホーム戦が4試合。プレーオフ進出へ向けた正念場だが、ここまでの結果は2戦2分け。主将本田は「危ないところで誰かに頼ってしまうのがこのチーム。自分でどうにかしようとしないから、失点する。その意識を変えないといけない」と守りの立て直しも誓った。(山形総局・阿部萌)