青森県板柳町議会は12日、自民党を離党した豊田真由子衆院議員(埼玉4区)の政策秘書を一時兼職していた松森俊逸町議(61)に対する議員辞職勧告決議案を反対多数で否決した。
 決議案はこの日提出され、兼職を巡る混乱に関し「町議会の品位を著しく傷つけ、町のイメージを大きく損ねた」と批判。採決では反対が4票で、賛成3票を上回った。
 否決された理由について、町議会関係者は「兼職が解けたことで、問題は解決したと判断した議員が多かったのではないか」と話した。
 松森氏は議会後、町議の職を続けるとした上で「決議案を出されたこと自体、不徳の致すところだ」と報道陣に述べた。
 松森氏は、豊田氏の暴力や暴言が報じられた後の6月30日付で政策秘書に就任。兼職に問題はないと主張していたが、「報道の過熱」を理由に8月28日付で秘書を辞職した。