吉村美栄子山形県知事は12日の定例記者会見で、東北電力が2018年度後半以降に目指す女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働について、河北新報社が8月に行った世論調査結果に触れ、「宮城県民の約7割が反対だ。東北電と政府は、宮城県を含め隣県の住民も納得できる説明をすべきだ」と述べた。
 東京電力福島第1原発事故についても「津波によるものだったのか、地震によるものだったのか、原因が十分検証がされてない」と指摘。原子力規制委員会の審査が進む東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を含め「(再稼働は)慎重の上にも慎重を期してほしい」と訴えた。
 自ら提唱し、再生可能エネルギーの活用で原発の依存度を減らす「卒原発」にも言及。「政府は原発よりも再生エネルギーの導入に力を注ぐべきだ。技術革新を図ることで国内産業や地域活性化にもつながるはずだ」と持論を語った。