山形県遊佐町臂曲(ひじまがり)地区で行う採石事業について、県が採取区域拡大などの申請を拒否したのは違法だとして、にかほ市の採石業「川越工業」が県を相手に処分の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、山形地裁であり、県は請求棄却を求めた。
 訴状によると、県は1月13日、添付書類の不備を理由に、昨年12月に同社が提出した申請を拒否。申請には林野庁長官通達に規定された遊佐町との環境保全に関する協定書が必要と判断した。
 同社は、町との協定書は申請手続きを定めた森林法上、必要な書類に含まれず、県の処分は同法に反すると訴えている。
 同社は、町条例で定める規制対象事業に当たるのを理由に同地区での採石を規制されたのは違法だとして、町の決定の取り消しを求める訴えも起こしている。