岩手県大船渡市の三陸大船渡さんままつり実行委員会は13日、不漁でサンマを確保できないとして、17日に予定していたまつりの延期を決めた。
 地元に水揚げされたサンマ2000匹の炭火焼きをその場で販売するほか、水産業者によるサンマ宅配便の発送を予定していた。10月20、21日の市産業まつりに合わせて開催できるよう改めて調整する。
 事務局の市観光物産協会は「サンマの水揚げ本州一を誇る大船渡が、他からサンマを持ってきてまつりを開催するわけにはいかない」と説明。金野博史事務局長は「甚だ残念」と肩を落とす。23日には東京タワーで、大船渡に水揚げされたサンマ3333匹の炭火焼きを無料で振る舞う催事も予定され、関係者は気をもむ。
 市魚市場によると、今年のサンマの水揚げは453トン(13日現在)で、昨年同期の約65%。サンマ漁船は現在ロシア海域で操業中。漁獲が少なく型も小ぶりで、運搬経費がかかるとして三陸への入港が減っている。