秋田県の佐竹敬久知事は13日、7月の大雨被害の際に県外でゴルフをして初動対応が遅れた一連の問題の責任を取り、自らの給与を3カ月間無給とし、今冬の期末手当を全額カットする給与条例改正案を同日開会した県議会第2回定例会(9月議会)に提出した。最終日の10月6日に可決される見通し。
 県によると、減給額は10月11日~来年1月10日の給与約293万円と、期末手当約214万円の計約507万円。
 佐竹知事は13日の本会議で改めて陳謝した。議会後の取材に対し「一定のけじめになると熟慮して決めた」と述べた。
 佐竹知事は県内で記録的な大雨となった7月22日、草〓作博観光文化スポーツ部長、水沢聡産業労働部長ら計7人で宮城県加美町でゴルフをした。秋田県内に避難勧告が出されたメールを受信したにもかかわらずプレーを続け、終了後に飲酒をした。
 翌23日早朝に出発したが、土砂崩れなどによる交通渋滞のため県庁での災害対策会議を欠席した。当初は県の部長2人が同行していたことを隠していた。
 県は13日、同行した両部長を減給10分の2(2カ月)の懲戒処分にした。堀井啓一、中島英史両副知事も危機管理上の道義的責任を取り、10~11月の給与の一部を自主返納する。

(注)〓は弓へんに剪