秋田県や県内の医療機関などは、性暴力を受けた男女を連携して支援する「あきた性暴力被害者サポートセンター」を10月2日に開設する。電話で受け付け、医療機関などへの付き添い支援を行う。岩手も10月に開設し、東北6県で同様のセンターがそろう。
 秋田のセンターは県、県警、秋田被害者支援センター、県産婦人科医会の4者で構成。依頼者の同意を得て情報を共有し、相談や治療、犯罪捜査につなげる。必要に応じて弁護士や臨床心理士とも連携し、切れ目のない対応を目指す。
 被害者支援センターの女性相談員が電話を受けて対応するほか、県内の産婦人科医が紹介することもある。支援センター理事長の内藤徹弁護士は「被害者の心の傷を共感し、親身になって共に苦しむ存在でありたい。何かあれば、まず相談してほしい」と話す。
 岩手、秋田以外の東北4県のセンター開設は、福島が2013年4月で最も早く、宮城が14年4月、山形16年4月、青森17年4月。ただ、福島は県が運営に参加したのは17年9月。土曜日も相談に応じている宮城以外の5県は平日のみで、休日や夜間は県警や医療機関が対応する。