日本原燃は27日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場やウラン濃縮工場で相次いだトラブルへの対応方針を、原子力規制庁に報告したと発表した。
 原燃が提出した事業者対応方針によると、雨水が流入した再処理工場の非常用電源建屋で、10月末までに周辺地盤のコンクリート舗装など恒久対策を実施。内部を容易に確認できるよう点検口の構造も改善する。
 巡視・点検マニュアルを見直し、放射性物質を扱う重要設備は10月末、その他の設備は12月末までに保守管理計画を策定。各事業部に「チェック責任者」を置き、保安業務の計画や実施状況を担当者と異なる視点で確認する。
 原燃は再処理工場での雨水流入に加え、濃縮工場でも管理区域内の給排気ダクトに腐食による穴やさびが見つかるなどトラブルが続き、原子力規制委員会から対応を求められていた。