相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、政府や秋田県などは27日、日本へのミサイル落下に備えた避難訓練を由利本荘市で実施した。同様の訓練は県内では今年3月の男鹿市に次いで2回目。
 訓練は、発射されたミサイルが日本に飛来する可能性があるとの想定で行われた。防災無線や事前登録したスマートフォンへのメールを通じて、由利本荘市西目町新道下地区の住民約300人に公民館など計5カ所への避難を呼び掛けた。
 同地区の西目小の児童や住民ら約40人は防災無線のアナウンスが鳴ると、西目公民館に走って避難。屋内で頭を守るように身を伏せ、ミサイルが迎撃されたとの放送が入るまで身の安全を確保した。
 訓練に参加した会社員加藤均さん(65)は「訓練の経験を家族と共有し、有事に備えたい」と話した。
 末永洋之内閣参事官は北朝鮮を巡る国際情勢に触れた上で「情報伝達や避難方法など課題は残っている。改善を重ねて認識を広げていきたい」と述べた。