J2リーグ第35節第1日(30日・NDソフトスタジアムほか=5試合)山形は長崎と0-0で引き分けた。通算成績は11勝14分け10敗の勝ち点47となり、暫定13位となった。
 首位の湘南は金沢を4-2で下し、勝ち点74とした。福岡は山口に2-1で勝ち、同64で2位に浮上した。

◎サイド攻撃不発

 (2)NDスタ(長崎1勝1分け)
山形 0 0-0 0 長崎
     0-0
▽観衆 4785人

 山形は長崎の堅守を打ち破れず、スコアレスドローに終わった。中央の守備を固める長崎に対し、サイド攻撃を仕掛けたが、崩し切れず決定機につながらなかった。守備は長崎に7本のCKを与えながらも、児玉の好セーブなどで守り切った。

<直近3戦無得点 選手さえぬ表情>
 山形はボールをキープして敵陣に攻め上がり、ゴールの糸口を探ったが、最後まで長崎の堅い守りを突き破ることができなかった。これまでチームトップタイの9得点の阪野は「ゴール前を固められて、打開するのが難しかった」と悔しがった。
 立ち上がりから、攻守を入れ替えながら、主導権争いが続いた。前半43分、長崎のCKから先制を許したかに見えたが、判定はオフサイド。ピンチを切り抜けると、徐々に山形がボールを保持する時間が増え、押し気味に試合を進めた。
 左サイドの高木や汰木を起点に、パスやドリブル突破で揺さぶりをかけたものの、長崎に厳しいマークや的確なカバーで対応された。シュートエリア付近にボールを入れるのに手こずり、中盤で横や後ろにパスを回す場面が目立つようになった。
 ここ8試合は6分け2敗と白星から遠ざかっている。特にこの日を含む直近3試合は無得点で、選手たちの表情はさえない。児玉は「個々の選手が『どういうプレーをしたらいいんだろ』ってなったら終わり。落ち込んでいる場合じゃない」とチームメートに発破を掛けた。(山形総局・阿部萌)

<粘り強く戦えた/山形・木山隆之監督の話>
 途中まで自分たちの方が行けそうな時間があったが、攻めあぐねている間に押されだした。ずっと好調なチームに対し、粘り強くやったのは事実。次につなげていきたい。