「山形国際ドキュメンタリー映画祭2017」が5日、山形市中央公民館など市内5会場で開幕する。審査員がグランプリを選ぶコンペ2部門を中心に、世界最先端の映像表現やパレスチナを舞台にした作品、東日本大震災を題材にした作品など約160本を上映する。12日まで。
 コンペ2部門には、128カ国・地域から1791本の応募があり、映画評論家らが上映作品を選んだ。
 インターナショナル・コンペティション部門には15作品を選出。インドの出稼ぎ労働者の過酷な現実を長回しの撮影で捉えた「機械」(インドなど、ラーフル・ジャイン監督)や、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町波伝谷(はでんや)地区を活写した「願いと揺らぎ」=日本、我妻和樹監督(白石市出身)=などを上映する。
 アジアの作品が対象のアジア千波万波部門には、21作品が選ばれた。
 映画祭事務局の日下部克喜次長は「多様な作品を1週間で浴びるように鑑賞できる祭典。琴線に触れる映画や人との出会いを見つけてほしい」と話す。
 入場料は当日券1枚1300円、10枚つづり9000円など。高校生以下は学生証提示で無料となる。連絡先は事務局023(666)4480。