えひめ国体第5日は4日、愛媛県の大洲市鹿野川湖特設カヌー競技場などで13競技が行われ、カヌーの成年女子スプリント・カヤックシングル(200メートル)で小野祐佳(秋田・秋田県体協)が500メートルに続いて優勝を飾った。サッカー成年男子では青森が決勝で地元・愛媛を破って初の制覇。バスケットボール成年男子は秋田が22年ぶり5度目の頂点に立った。成年女子の秋田は決勝へ駒を進めた。アーチェリー成年女子団体で岩手が初の栄冠。フェンシング成年女子サーブルの山形は決勝で大阪に敗れた。

 ▽少年男子準決勝
広島(選抜) 1/0-0/0 青森(選抜)
         1-0
 ▽成年男子決勝
青森(ラインメール青森) 1/0-0/0 愛媛(FC今治)
               1-0
▽得点者【青】横野
(青森は初優勝)

 ▽女子準決勝
千葉(選抜) 1/1-0/0 静岡(選抜)
         0-0
◎自慢の堅守発揮 大会通し無失点

 サッカー成年男子決勝で青森は完全アウェーの中、したたかに接戦を制し初優勝を飾った。地元優勝を狙った愛媛への大声援にも動じず、持ち味の堅守を発揮。葛野監督は「守りから入る自分たちのサッカーを貫いた」とたたえた。
 2トップが前線で圧力をかけ、ボランチ3人で中を固める布陣がはまった。相手のパスコースを消し、サイド攻撃を遮断。後半5分、水木主将のロングスローをFW横野が頭で合わせて奪った1点を守り抜いた。横野は「点が欲しい場面で決められた」と胸を張る。
 日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森の単独チーム。後期3位に付け、6戦を残し首位を勝ち点6差で追う。JFL後期4位のFC今治の単独チームで臨んだ愛媛から奪った勝利は、今後の戦いに弾みをつけそうだ。
 水木主将は「チーム一丸となってつかんだ優勝」と満面の笑みで無失点で終えた大会を振り返る。確かな手応えをつかみ、7日に再開するリーグ戦に臨む。(山本武志)