山形大が誇る高性能・高容量電池の開発拠点で、陰湿なパワハラが繰り返されていた疑いが浮上した。一方的に罵倒の言葉を浴びせられたり、はさみを投げ付けられたりした職員が組合に相談を寄せていた。
 組合関係者によると、雇い止めを受けた男性職員は机の上に「役立たず」「ボケが!」などと書き置きされたり、文字のサイズを大きくした暴言のメールを送られたりした。体調を崩し、不整脈などで通院するようになった。
 突然激怒したセンター長からはさみを投げ付けられたり、退職で生じるセンターの損失を穴埋めするよう、高額な寄付を迫られたりした職員もいたという。
 組合関係者は「今は落ち着いているようだが、センター長の顔色を気にして、おびえながら働いている職員は少なくない」と話している。
 同大では、工学部4年の学生が指導教員によるアカデミックハラスメントを苦に自殺していたことが8月に明らかになったばかり。事実関係に関して説明を拒み続ける大学側の姿勢が批判を浴びている。