山形県農協政治連盟(農政連)が衆院選山形1~3区全てで自民党公認候補を推薦する方向で最終調整していることが5日、分かった。希望の党の候補は農業政策が不明確として推薦しない見通し。6日に山形市で開く委員・支部長合同会議で正式決定する。
 関係者によると、推薦対象はいずれも同党前議員の遠藤利明(67)=1区=、鈴木憲和(35)=2区=、加藤鮎子(38)=3区=の3氏。現政権とは生産調整(減反)廃止後のコメ需給対策や農協改革などで対立点もあるが、与党を支持することで政策への影響力確保を目指す。
 一方、県内全選挙区に擁立予定の希望の党は戸別所得補償制度の復活を公約に掲げているものの、具体的な農業政策が示されていないとして推薦を見送る公算が大きい。
 県農政連は昨年の参院選で、環太平洋連携協定(TPP)問題や自民党の農協改革などへの不満から自民党候補を推薦せず、自主投票とした。