衆院選(10日公示、22日投開票)で、希望の党公認として秋田から立候補を予定する小選挙区の3人と、比例東北ブロックの1人が6日、秋田市内で共同記者会見を開いた。4人は「力を合わせることで政治の流れを変えたい」などと訴えた。しかし、一部の候補者間で連携不足が露呈するなど、急ごしらえの選挙態勢に不安をのぞかせた。
 出席したのは、秋田1区から立候補する新人で元参院議員松浦大悟氏(48)、2区の新人緑川貴士氏(32)、3区の前議員村岡敏英氏(57)と、1区を地盤とし今回は比例東北ブロックに転出する前議員寺田学氏(41)=比例東北=。
 憲法改正に関して問われると、全員が議論をすることに賛意を示した。安保法制には一部から疑念の声も出たが、北朝鮮がミサイルを発射している現状を踏まえ、「憲法にのっとり現実的な対応を行う」との党の方針に賛成だった。
 注目が集まったのは、民進系の寺田氏と民進を離党した松浦氏の関係。寺田氏は比例転出に「安倍政権を倒すという大義のために個人の思いを押し込んで決意した」と話しながらも、「支持者には戸惑いがあり、簡単に理解してもらえない状況にある」と述べた。
 選挙協力については「松浦さんから、まだ声掛けをいただいていない」と語り、連携不足が明らかになった。松浦氏は「寺田さんに不快な思いさせたことに頭を下げたい。寺田さんの支持者から理解を得られるように努力したい」と語った。