ふくしま未来農協(福島市)は6日、80代の組合員女性の貯金約1000万円を着服したとして、20代男性職員を懲戒解雇した。職員は全額を弁済した。農協は横領容疑などでの刑事告発を検討している。
 農協によると、職員は伊達地区(伊達市、桑折町、国見町)の支店で営業担当だった2016年9月~今年8月、預かっていた女性の通帳から37回にわたり、現金計1021万円を引き出した。
 聞き取りに対し、全額をパチンコや競艇などに使ったとし、「当初から金を取る目的で女性に口座を作らせた」と話したという。
 農協は「職員が若く、女性も動揺している」などとして、職員が勤務していた支店名などを明らかにしていない。