東北経済連合会は19~25日、米国ロサンゼルス近郊のスーパーで東北の農水産物加工品をPRする「東北フェア」を開く。現地バイヤーとの商談会もあり、海外市場への販路拡大やブランド向上を後押しする。東経連が海外で物産展を開くのは初めてで、香港での開催も目指している。
 フェアはドンキホーテホールディングス(東京)傘下で、米西海岸で日系スーパー11店を展開する会社が協力。このうち2店で新潟を含む東北の43社のリンゴジュースや菓子、稲庭うどん、日本酒、水産加工品など183品が販売される。
 20~22日には、現地を訪れる18社の担当者が店内で試食を提供するなど実演販売を行う。19日はスーパーのバイヤーとの商談会があり、取引の継続を訴える。
 スーパーと取引がある地域商社のファーストインターナショナル(八戸市)が仲介した。健康志向が高まっている米国では日本の食品への引き合いが強い。同社がスーパーで近年開催した「青森フェア」では、販売商品の約3分の1が継続取引されたという。
 東経連地域政策グループの横倉利彰部長は「西海岸は日系人が多く、進出しやすい。継続的に売り込む体制づくりを進めたい」と説明。香港での開催は九州経済連合会の協力を得たい考えだ。
 東経連は1月に発表した長期ビジョン「わきたつ東北」に基づき、東北の食品関連企業の海外展開支援に力を入れている。