前回2014年に自民と旧民主で対決した顔触れが、全5小選挙区で再び相まみえる。前回は自民の3勝2敗。今回は民進系のうち3人が希望から、2人が希望公認を得ずに無所属で立つ。構図の変化に伴う影響の行方が最大の注目点だ。
 1区は自民前議員と民進系無所属前議員(比例東北)の一騎打ち。共産が候補を取り下げ、非自民で一本化された。
 2区は元復興相の自民前議員に希望、共産、維新の新人3人が、3区は元外相の民進系無所属前議員に自民、共産の新人2人がそれぞれ挑む。4、5区は各4人が立候補を予定。いずれも自民、希望の前議員と共産、社民の新人が争う。
 全選挙区に擁立する自民は1区を主戦場と位置付ける。約5300票差で勝利した前回以上の激戦を予想、党組織の結束を強める。復興相が7選を目指す5区は得票の上積みを目指す。
 公明は全小選挙区で自民候補の推薦を決定。県内で前回より2万多い11万の比例票獲得を狙う。
 希望は民進系の2、4、5区の3人を公認した。4区の前議員は前回約400票差で辛勝。区割り改定で3区から編入された西郷村(有権者約1万6000人)への浸透が鍵となる。
 民進系のうち1、3区は無所属を選択。1区の前議員(比例東北)は安保法制反対を貫き、非自民票を取り込む。元外相で3区の前議員は、希望に合流した他候補の応援に全国を駆け回りながらの選挙となる。
 共産は2~5区に新人を擁立し、1区は民進系無所属を支援。比例得票13万を目標に、安倍政権や希望との対決姿勢を鮮明にする。
 社民の小選挙区候補は東北では福島県のみ。4、5区に新人を立て、比例の戦いと連動させる。維新は2区に新人が立候補する。

◎小選挙区立候補予定者
 【3 区】 (3)
上杉謙太郎42 元参院議員秘書 自新(公推)
橋本 健二69 党地区委員   共新 
玄葉光一郎53 元外相     無前(8)

 【4 区】 (4)
菅家 一郎62 党副部会長  自前(2)(公推)
小熊 慎司49 元外務委理事 希前(2)
古川 芳憲66 党准県委員  共新 
渡辺 敏雄68 党県幹事長  社新 

 【5 区】 (4)
吉野 正芳69 復興相    自前(6)(公推)
吉田  泉68 元復興副大臣 希前(5)
熊谷  智37 党県常任委員 共新 
遠藤 陽子67 党県常任幹事 社新 

 【1 区】 (2)
亀岡 偉民62 元復興政務官 自前(3)(公推)
金子 恵美52 元復興政務官 無前(1)

 【2 区】 (4)
根本  匠66 元復興相   自前(7)(公推)
岡部 光規49 医師     希新 
平  善彦65 党地区副委長 共新 
西村 恵美54 会社員    維新