昨年8月の台風10号豪雨で被災した岩手県岩泉町の第三セクター岩泉乳業は8日、人気商品「岩泉ヨーグルト」の販売を約1年1カ月ぶりに再開した。道の駅「いわいずみ」では、待ちわびていた買い物客がまとめ買いした。

 午前8時半の開店直後に訪れた岩泉町小本(おもと)の工藤正さん(67)は「粘りがあって口当たりの良い味が好き。他のヨーグルトに浮気せず待っていた」と話した。
 道の駅いわいずみの茂木和人店長は「人気商品が復活してうれしい。ヨーグルトの生産に関わる酪農家らと岩泉の復興をPRしたい」と語った。
 岩泉乳業は台風豪雨による小本川の氾濫で工場が浸水。操業を停止していたが、9月29日に新第2工場が本格稼働した。11月には全国各地の取扱店でも販売を再開。本社工場が再稼働する12月には「岩泉牛乳」の販売も再開する。