衆院選比例代表東北ブロック(定数13)に単独で臨む候補も10日、走りだした。比例議席の維持や獲得に燃える前議員や新人は、都市部で浮動票の掘り起こしに熱を入れた。
 自民前議員の江渡聡徳候補(62)は、青森市であった青森1区前議員の第一声で「押し上げてほしい」と応援演説し、「自民党にも力を」と要請した。
 希望前議員の寺田学候補(41)は秋田1区の新人と県庁前で「野党の在り方ではなく、5年続いた安倍政権を信任するかどうかの選挙だ」と力を込めた。
 公明前議員の真山祐一候補(36)は郡山市で第一声。「無責任な野党に東北2議席を奪われるわけにはいかない」と強調。党幹事長の前議員井上義久候補(70)も死守を呼び掛けた。
 初の2議席を狙う共産は仙台市青葉区の中心街に前議員高橋千鶴子(58)、新人舩山由美(49)の両候補がそろい、「市民と野党の共闘で安倍政権を終わらせる」と気勢を上げた。
 議席回復が悲願の社民。新人三上武志候補(66)は青葉区の商店街で「若者を戦場に送らぬよう安倍暴走政治を止める」と政権を批判。日本のこころの新人高橋克也候補(32)は宮城野区のJR仙台駅東口で「比例票に『日本』と書けば日本が変わる」と拳を上げた。