山形市で開催中の「山形国際ドキュメンタリー映画祭2017」の公募作品の審査結果が11日、市中央公民館で発表され、インターナショナル・コンペティション部門の大賞に当たる「ロバート&フランシス・フラハティ賞」には、アンナ・ザメツカ監督の「オラとニコデムの家」(ポーランド)が選ばれた。
 作品は、酒飲みの父親と自閉症の弟の面倒を見る14歳の少女を主人公に、逃げ道のない困難な日常を描いた。
 記者会見でザメツカ監督は「私にとって最も重要な映画祭で受賞できたことは名誉。芸術を求める作り手と観客との出会いに強く刺激を受けた」と喜んだ。
 アジアの作品が対象のアジア千波万波部門の大賞「小川紳介賞」には、香港の民主化要求デモに参加する若者の喜怒哀楽を素直に伝えたチャン・ジーウン監督の「乱世備忘-僕らの雨傘運動」(香港)が選出された。
 両作品を含む受賞9作品は最終日の12日、市中央公民館と市民会館で記念上映される。